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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

女子MGC出場者が決定!

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女子MGC出場者が決定!

・今年度のMGC出場者が確定!
 名古屋ウィメンズマラソンが終了し、女子のMGC出場者も決定した。そこで今回はMGC出場者を挙げていきたいと思う



・出場者は?
 今年度出場を決めた選手は6名である。決定した順番の早い選手から挙げていく

①前田穂南選手(天満屋)
 決定レース:北海道マラソン(2:28:48)
 大阪薫英女学院高校時代は実力者に囲まれてしまい、一度も全国高校駅伝に出場できなかった。しかし実業団でスピード、スタミナ両面が着実に鍛えられた。自身2度目のマラソンとなった北海道マラソンで見事優勝。多くの実力者を差し置いて、MGC出場権を真っ先に獲得した
 更なる高みを目指すべく挑んだ今年の大阪国際女子マラソンでは後述する松田選手に次いで2位だったものの、一度は先頭に立つなど積極性を見せた(2:23:48とPBを大幅に更新)。MGC、そして東京オリンピックへ向けて更なるスピードアップを求めてほしいものだ
 
②松田瑞生選手(ダイハツ)
 決定レース:大阪国際女子マラソン(2:22:44)
 昨年の日本選手権10000mでは上原美幸選手、鈴木亜由子選手をはじめとした実力者を差し置いて見事優勝。同年行われた世界陸上ロンドン大会では10000mで日本代表として出場するなど、国内屈指のトラックでの走力を持つ選手として知られる松田選手。しかし昨年のクイーンズ駅伝3区では、上原選手にリベンジを許すなど思うような走りとはいかなかった
 期待と不安が入り交じるなか臨んだ大阪国際女子マラソン。一度は前田選手のスパートに離されるものの、徐々に詰めていき35km手前で逆転に成功すると見事優勝。MGC出場権+初マラソン日本歴代3位のおまけが付く形となった

③安藤友香選手(スズキ浜松アスリートクラブ)
 決定レース:大阪国際女子マラソン(2:27:37)
 昨年の名古屋ウィメンズマラソンで初マラソン歴代最高タイムとなる2:21:36というタイムで優勝を果たし、同年行われた世界陸上ロンドン大会ではフルマラソン日本代表として出場した安藤選手。しかしその後はコンディションを崩し、大阪国際女子マラソン直前の会見でも控えめなタイム設定など不安を感じさせていた
 迎えた本番では先述した松田選手と競り合いながら離されてしまい、単独走が続く。だがそこから粘りきりMGC出場権は確保した。MGC本番まではまだ1年以上ある。復活への狼煙をあげてほしいものだ

④関根花観選手(日本郵政グループ)
 決定レース:名古屋ウィメンズマラソン(2:23:07)
 中学時代から世代トップレベルの実力を維持し続け(第1回東京駅伝優勝)、高校時代には全国高校駅伝での優勝経験もある。更に2016年に行われたリオデジャネイロオリンピックでは10000mの日本代表として出場した。そんな関根選手が満を持して初マラソンに臨んだ
 序盤からハイペースで推移する中で日本人選手の中では最後まで先頭集団に残り続ける。28km過ぎから単独走になるものの粘りきり、3位でゴール。MGC出場権+初マラソン日本歴代4位タイの好タイムを叩き出した

⑤岩出玲亜選手(ドーム)
 決定レース:名古屋ウィメンズマラソン(2:26:28)
 2013年の山陽女子ロードレース(ハーフマラソンの部)、2014年の横浜国際女子マラソンで共に10代日本人最高記録を叩き出し、将来を嘱望された岩出選手。その後もフルマラソンのPBを更新するなど実力を付けていったが、昨年の名古屋ウィメンズマラソンはDNF(途中棄権)。更に6月には現所属先への移籍など波乱の日々が続いた
 迎えた本番。関根選手と共に先頭集団に残ったものの、25km地点手前で離されてしまい単独走になってしまう。しかし安定したラップタイムを刻んでいき、後述する野上選手と競り合いながら4位でゴール。早熟ではない。これから更に飛躍すると信じたい

⑥野上恵子選手(十八銀行)
 決定レース:名古屋ウィメンズマラソン(2:26:33)
 名門須磨学園高校時代は実力者に囲まれてしまい、駅伝メンバーになることはできなかった野上選手。実業団入社後はスピードを高めながら、着実にフルマラソンへの土台を作っていた。初マラソンとなった2015年の名古屋ウィメンズマラソンでは2:28:19と好走を見せると、昨年行われたアジア選手では2:28:05とPBを更新する
 勢いに乗るなかで臨んだ名古屋ウィメンズマラソンでは早い段階で先頭集団から離れたものの、怒濤の追い上げを見せて5位でゴール。MGC出場権+PB大幅更新と進化し続けている。MGCではどのような走りを見せるか楽しみである

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