中央大学の主将が交代！

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2024/04/19 20:23

中央大学の主将が交代！

・青天の霹靂
　昨日突然発表された中央大学の主将交代報道。4年間舟津彰馬選手が主将として機能すると思われていたため驚きであった

・何故こうなった？
　事の発端は2016年の全日本大学駅伝予選会である。上位通過を期待されていたものの、まさかの17位という大惨敗を喫した。この敗北を受けて藤原正和監督はチームの改革として当時の主将であった新垣魁斗選手を解任。新主将として(当時)1年生だった舟津彰馬選手を据えるという物議を醸す改革が行われた

・新体制へ！
　新体制は中央大学陸上競技部(Twitter:@chuo_tf)がツイートしたPDFファイルに記されている

　まず長距離部門の主将に就任したのは関口康平選手。バスケットボールの強豪校である千葉県の幕張総合高校出身(ちなみに舟津選手の出身校である福岡大学大濠高校もバスケットボールの強豪校)であり、一年の浪人生活から一般入試で入部した苦労人である(当初は準部員という扱い)。三大駅伝での出場はまだないものの、これまでの努力が評価されての選出だろう
　副主将には中山顕選手が就任。中山選手は埼玉県の伊奈学園総合高校出身であり、関口選手と同じく一般入試で合格した秀才である(中山選手は現役での合格。当初は準部員という扱い)。昨年9月に福井県で行われた日本インカレ10000mでのPB更新から一気にブレイクし、今年の箱根駅伝では中央大学のエース格の選手として3区を走って区間6位と粘った。関口選手と共に強い下級生を引っ張っていくことだろう
　主務には茂川聖真選手が就任。静岡県の公立校の陸上部では最強と言われる島田高校出身であり、高校1年時には全国高校駅伝で7区を走って区間20位と健闘している。奇しくも前主務である木村総志選手も同校のOBであり(2年時に5区を走って区間34位)、2年連続で島田高校出身者が主務を務めることとなった。木村選手と同じくチームの核となることを期待したい
　寮長には苗村隆広選手が就任。苗村選手は兵庫県の名門西脇工業高校出身であり、高校3年時には全国高校駅伝で3区を走って区間10位と好走している。中央大学入学後も1年時から箱根駅伝に出場(8区区間17位)しており、今年の箱根駅伝でも実力者が集う4区を走って区間13位と粘りの走りを見せている。寮長として生活面からチームを支えることができるか注目である
　今回就任した4名を中心に来年度は8年ぶりに箱根駅伝でのシード権奪還を達成できるか。そして7年ぶりに全日本大学駅伝出場を果たすことができるか注目である

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