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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

大阪国際マラソンは松田瑞生選手が優勝!

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大阪国際マラソンは松田瑞生選手が優勝!

・大阪国際マラソンとは?
 1982年より行われている歴史ある女子マラソンであり、大阪府大阪市にある長居ヤンマースタジアム~御堂筋~大阪城ホール~長居ヤンマースタジアムへ戻るコースとなっている。なお今大会はMGC(公式サイト)の該当レースであるため実力者が集った



・レース推移
 5km地点
 ペースの上げ下げはあったものの、17:06で通過。ペースメーカーが設定通りの走りをしているからか、この段階では15人以上が付く

 10km地点
 一旦ペースが落ち着くものの、徐々に上がっていき34:16(5km~10kmは17:05)で通過。この段階でも10人以上が付く

 15km地点
 若干ペースが上がり、51:13(10km~15kmは16:57)で通過。ここで集団がふるいにかけられ7人に絞られる。日本人選手では松田瑞生選手、前田穂南選手、安藤友香選手、吉田香織選手が残る。外国人選手ではグラディステバタ選手、ユーニスジェブトゥー選手、ゴディトムゲブレセラシエ選手が残る

 20km地点
 10km過ぎから続くハイペースが依然として続き、1:08:14(15km~20kmは17:01)で通過。松田選手、前田選手、安藤選手、ゲブレセラシエ選手が付く。一方ジェブトゥー選手は一気にペースダウンしてしまう

 中間点
 1:11:59(20km~中間点は3:45)で通過。ここでゲブレセラシエ選手が僅かに遅れ始める

 25km地点
 ペースは若干落ち着き、1:25:20(20~25kmは17:06)で通過。先頭集団に残ったのは松田選手、前田選手、安藤選手。このまま終盤まで競り合うと思われたが前田選手が一気にスパート。虚を突かれた2人は置いていかれる

 26.3km付近
 これ以上広げられたくない松田選手、安藤選手がペースメーカーを追い抜いて追撃態勢に出る

 27km付近
 松田選手が安藤選手を引き離し、単独2位に付ける。そして前田選手との差を詰めてくる

 30km地点
 一気にペースを上げたのが功を奏したのか前田選手が1:42:01(25~30kmは16:41)、追い付いてきた松田選手は1:42:05(25~30kmは16:45)で通過。優勝争いはこの2人に絞られる

 30.8km付近
 松田選手がスパートをかけた前田選手に追い付く。400mほど並走し、松田選手が先行。遂に単独首位に立つ

 35km地点
 前田選手を突き放した松田選手が一気にペースを上げて1:58:24(30~35kmは16:19)で通過。2位の前田選手は1:58:51(30~35kmは16:50)で通過とそこまで落ちていない。一方3位の安藤選手はペースが落ちてしまい2:00:45(30~35kmは18:00)で通過

 40km地点
 松田選手は少し疲れは見えてきたもののハイペースで走りきり2:15:17(35~40kmは16:53)で通過。2時間22分台が見えてくる走りを見せる。2位に付けた前田選手も2:16:17(35~40kmは17:26)で通過し、2時間23分台が見えてくる

 ゴール
 松田選手が2:22:44(40km~ゴールは7:27)という好タイムで見事優勝し、MGCの出場権を獲得。2位になった前田選手は松田選手から1分4秒差の2:23:48(40km~ゴールは7:31)とこちらも好タイム。3位になった安藤選手も(タイムは2:27:36)MGCの出場権を獲得した

 初マラソンながら松田選手が見事に優勝を果たした(初マラソン歴代3位)。松田選手は昨年の日本選手権10000mで優勝を果たし、満を持してのマラソン挑戦となったがスタミナ面を不安視する声もあった。しかしその不安を払拭する快走を見せ(レース後半にペースを上げるネガティブスプリットでの優勝)、日本の女子マラソンに希望を与えた



・大阪ハーフは?
 同日に行われた大阪ハーフマラソン。男子では好記録が生まれた。上位8人は…
1位、伊藤和麻選手(住友電工)1:02:10
2位、中本健太郎選手(安川電機)1:02:12
3位、高橋流星選手(愛知製鋼)1:02:14
4位、田中孝貴選手(カネボウ)1:02:15
5位、寺内將人選手(愛知製鋼)1:02:23
6位、坂東剛選手(関西学院大学)1:02:25
7位、深津卓也選手(旭化成)1:02:29
8位、村本一樹選手(住友電工)1:02:35
 何と上位8人全員が大会記録を更新する快走を見せた。特に6位の坂東選手のタイムはmuroya01さん(Twitter:@moroya0117_1982)によると「関西大学記録を更新する走り。従来の記録は平井健太郎選手(当時京都大学)が出した1:02:30」とのこと(ちなみに関東大学記録は駒澤大学(当時)の村山謙太選手が出した1:00:50、九州大学記録は鹿屋体育大学(当時)の永田宏一郎選手が出した1:01:09)。関東勢以外にも実力者が再び増えてきた
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