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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

ニューイヤー駅伝のコース。具体的にどう変わる???

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ニューイヤー駅伝のコース。具体的にどう変わる???

2017年11月16日、群馬県庁にて日本実業団陸上競技連合・群馬県警・マスコミ等による全体会議でニューイヤー駅伝のコースの全長が100kmに僅かながら足りなかったことが判明した。その結果4区の距離と6区の距離が変更されることとなった。しかし具体的にどのような変更がなされるのか分かる人は少ないのではないだろうか(筆者自身もよく分からなかった)。そこで距離の変更、コースの特徴についてできる限り伝えていきたいと思う

まずは4区から…
 スタート直後にある伊勢崎市役所東交差点を直進する従来のコースから右折し南下→国道354号線を約4km走るコースとなる(そこから先は旧コースと同じ)。それにより従来のコースでは最初の数百メートルは登っていたものの、新コースでは下ることとなる。しかし国道354号線の走る場所は地図で見る限りアップダウンが多い(旧コースは緩やかに下る)。アップダウンが多いとスピードに乗り切れず、登りにも下りにも対応しなければならないためスタミナも奪われる
 距離が伸びたこと(旧コース:22.0km→新コース:22.4km)に加え、これまで以上にハードなコースとなった4区。ここに気温の上昇が加わるため、スタミナ切れによる失速を従来のコースより各チームとも懸念すべきである。この難コースで区間賞を獲得するのは誰になるか注目である

お次は6区を…
 3km付近にある桐生競艇場周辺を右折して、その後何度も曲がりながら5km付近にある国道50号線に合流するコースから国道50号線との合流(新コースでは4km過ぎ)まで直線を走るコースに変わる。これにより視界が開け、前方の選手との差を把握や自分のリズムでの走りができ、白バイでの先導もやりやすくなる(2年前に先導する白バイと選手が曲がるときに接触しそうになっている)。更に国道50号線という広い道路を従来より長く走ることができるため、監督からしたら指示を伝えやすくなるだろう。しかし選手からしたら一概に良いとはいえない。新コースは序盤こそ下るものの、その先はアップダウンがいくつもあり、更に約1kmで15mほど登ることとなる(旧コースでは6~7mの登り下り)。6区は1~3kmの間にも約15m登っており、急な登り坂が2回続くことは負担が大きい
 距離は短くなるものの(旧コース12.5km→新コース12.1km)一概に楽なコースになったとは言えず、従来以上に重要度の増すコースとなった。誰が区間賞を獲得するかこちらも楽しみである

タイムはどうなるか?
 あくまで筆者の予測であるが優勝タイムは例年の旧コースよりも30秒~1分遅くなると予想している(今年の旭化成の場合、4時間51分を切るくらいのタイム)。距離が短くなるため6区のタイムは若干速くなるものの、距離が伸び旧コースよりハードになった4区のタイムは1分~1分半ほど区間記録が遅くなるはずだ。このコースで来年どれだけのタイムが出るか、そして誰が優勝のゴールテープを切るか、今から目が離せない
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