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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

史上最速のルーキーが帰国・・・

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史上最速のルーキーが帰国・・・

旭化成陸上部史上最速のルーキーことケネスキプケモイ選手がニューイヤー駅伝を直前にした12月19日に衝撃の帰国。ニューイヤー駅伝のエントリーに入っていなかったため不調なのかと考えていたが、まさか帰国してしまうとは…。筆者も予想することができなかった。そんなキプケモイ選手のこれまでと半年間に注目してみた

・26分台のルーキー!?
 キプケモイ選手は2012年にベルギーで行われたNight of Athletics 5000mで13:03.07という日本記録を上回るタイムを出しており(日本記録はオレゴンプロジェクトに所属する大迫傑選手が出した13:08.40。奇しくもキプケモイがPBを出したNight of athleticsでの記録)、同年に同じくベルギーで行われたMemorial Yan Damm 10000mで26:52.65と10000mでも日本記録を上回るタイムを出している(日本記録はチームメイトだった村山紘太選手が出した27:29.69)。更に2014年にスペインで行われたバレンシアハーフマラソンでは59:01というタイムを出しており、ハーフマラソンでも日本記録を上回っている(日本記録はHondaに所属する設楽悠太選手が出した1:00:17)。旭化成陸上部史上初の外国人選手であり、3種目で日本記録を上回るタイムを出していたため筆者は活躍が楽しみであった

・旭化成陸上部に入部してからは?
 2017年5月15日に入部。約2週間後の第一回鞘ヶ谷記録会が旭化成陸上部の選手としてのデビュー戦となった。デビュー戦のタイムは13:39.69と悪くはないものの、チームメイトのアブラハムキャプシスキプヤティチ選手・市田孝選手・茂木圭次郎選手に敗れるほろ苦いデビュー戦となった
 7月にはホクレンディスタンスチャレンジ深川大会、網走大会に出場する。深川大会では13:49.29(チーム内ではキプヤティチ選手、大六野秀畝選手に次ぐ3番目のタイム)、網走大会では13:47.95(結果的に半年間で唯一トップでゴールしたレースとなる)というタイムを出す。まだ日本に慣れていないのか。そう感じさせるトラックシーズンであった
 旭化成陸上部での最後の公式レースとなったのは11月23日に行われた九州実業団毎日駅伝。そこでBチーム(オープン参加)の2区(7.4km)を任せられる。しかしペースを上げられない。何とか襷を繋いだものの23:10で区間8位のタイムに終わる。こうして史上最速のルーキーは僅か半年で日本でのキャリアにピリオドを打つこととなる

・チームメイトからも惜しむ声が…
 キプケモイ選手の帰国にはチームメイトからも惜しむ声が出ている。チームメイトの1人である市田孝さん(Instagram:takashi_ichida)は以下の投稿をInstagramでしている

他の画像を見たい方はこちらから

 更にチームメイトの1人である市田宏さん(Instagram:hiroshi_ichida)も以下の投稿をInstagramでしている


 最後にチームメイトの1人である西純平さん(Instagram:j.n_a4)が以下の投稿をしている


 チームメイトから愛されていたキプケモイ選手。在籍期間は短かったものの、キプケモイ選手の存在はチームにとってプラスだったはずだ。新天地での活躍に期待したいものだ

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