昨年箱根駅伝連続出場が途絶えた中央大学。しかしながら今年の箱根駅伝予選会では見事3位通過を果たし2年ぶりに出場権を獲得する
その原動力の1つとなったのは予選会チームトップの中山顕選手の存在だろう。昨年は箱根駅伝予選会に出場できなかった選手の成長はチームのプラスに違いなかった
しかしその中山選手をアクシデントが襲う。スポーツ報知の記事によると先月、甲骨膜炎を左足に発症したという(甲骨=足の裏の部分の骨)そのため満足に走ることができなくなる。それを受けて藤原正和監督は「走れるかギリギリ。走るなら復路」とコメントしている。6年ぶりのシード権奪還を目指す中央大学の目論見に黄色信号が点灯しているのはほぼ間違いない
ここで過去の主なアクシデントを振り返ってみよう
①第89回大会
2区を走った新庄翔太選手(当時2年)の終盤での失速。5区を走った野脇勇志選手の途中棄権により28年間保持していたシード権を失うという屈辱を味わった。この年から5年間シード権を獲得できないでいる
②第91回大会
往路終了時点で10位、9区終了時点で8位(9区終了時点で11位の山梨学院大学とは2分32秒差)とシード権獲得に大幅に近付いたかに見えた。しかし10区を走った多田要選手はレースの序盤からペースを上げられず19位に沈む(後日談によるとエントリー変更の制限時間後に足の違和感を訴えたとのこと)
これまでもアクシデントに見舞われてきた中央大学。しかし今回のアクシデントはレース前のものである。今ならまだ立て直せる可能性はある。どう立て直すのか見ものだ
1. 無題
1区よりは観たいのは確かですが。
(個人的に舟津は5区が一番観たい。)