日本学生ハーフマラソンの結果から⑤

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2024/04/24 17:59

日本学生ハーフマラソンの結果から⑤

　2～3年生主体のチームながら箱根駅伝では2年連続でシード権を獲得し、波に乗る中でのレースとなった。その中で増田選手の躍進、本多選手の復調は大きかった。来年度は主力選手が上級生となるため、勝負の年となる。全日本大学駅伝でのシード権も狙ってほしいものだ

　今年の箱根駅伝では前評判を覆し、シード権を獲得して陸上ファンを湧かせた。今大会は箱根駅伝に出場しなかった鈴木選手、雲井選手、梶川選手が箱根駅伝出場者に割って入っており、箱根駅伝での躍進がフロックではないことを証明した。初の箱根駅伝連続シード権獲得へ向けて、選手層は厚くなっている

　今年の箱根駅伝往路では過去最高順位となる4位と躍進し、復路でもリードを守りきりシード権を獲得した。今大会は1年生の吉原選手、清水選手の好走。鈴見選手の復調と課題の1つであった選手層を厚くするレースとなった。来年度は出雲駅伝からダークホースぶりを発揮してほしいものである

　20kmの強さには定評があるが、今回は島貫選手の好走を筆頭に1時間6分を切る選手が12人とチーム全体の戦力の底上げが果たされていることを証明するレースとなった。12人中7人は今年の箱根駅伝に出場しておらず、箱根駅伝に向けてメンバー争いが過熱化することは間違いない

　今年度は大学初の全日本大学駅伝2年連続シード権獲得＋箱根駅伝4年連続シード権獲得という偉業を成し遂げ、強豪校としての道を歩み続ける中でのレースとなった。その中で1年生の石綿選手の躍進、福岡選手の復調は大きい。高砂大地選手、横川巧選手という両エースも復活したら出雲駅伝から台風の目となるだろう

　もうちょっとだけ続く・・・

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