最強の市民ランナーこと川内優輝選手が防府読売マラソンに出場。福岡国際マラソンからわずか2週間という短い間隔であり、自身77回目のフルマラソンとなる
この回数の多さはSoyCobarde.com(Twitter:
@Soycobarde2)でも紹介されており、海外では「77回もマラソンを走ったのか⁉」・「彼の回復の速さは異常だ」といった驚きの声が上がっている
↓SoyCobarde.com(Twitter:
@Soycobarde2)によって紹介されたツイート
Yuki Kawauchi (a 17 de diciembre de 2017)
Ha corrido 77 maratones:
3 sub2h09
12 sub2h10
20 sub2h11
25 sub2h12
40 sub2h13
48 sub2h14
53 sub2h15
62 sub2h16
67 sub2h17
71 sub2h18
74 sub2h19
75 sub2h20
PB: 2h08:14 (en 2013)
Promedio total: 2h13:29
Promedio total puesto: 4'72
https://t.co/XBp38fKmv5
77回のフルマラソンのうち12回のサブテン(2:10:00切り)を達成しており、2:20:00以上かかったレースは僅か2回しかないことが分かる。川内選手が初めてフルマラソンに挑戦したのは2009年の2月の別府大分毎日マラソンなので、8年10か月で77大会に出場したことになる(1年で平均9レース。フルマラソン以外を加えるともっと多い)
ここまでタイトルとあまり関係のない話題に終始していたものの、ここから本題に結び付けていきたいと思う。2019年秋に行われるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ=東京五輪代表選考レース)の代表が懸かっていたからだ。MGCの出場資格の1つに「国際陸上競技連盟が世界記録を公認する競技会で期間内(2017年8月1日~2019年4月30日)上位2レースの平均タイムが2:11:00を切った選手に出場権を与える」と記されている。川内選手は先日の福岡国際マラソンで2:10:53というタイムを出しており、もし防府読売マラソンで2:11:07以内のタイムを出したらMGCの出場権を獲得することができる。果たしてその結果は・・・
2:10:03というタイムで自身30回目の優勝を果たす!
この結果から上位2レースの平均タイムは2:10:28となり、MGCへの出場権を獲得した5人目の選手となった。本人は東京五輪に出場する意思はないと発言していたものの、MGCへの出場権を獲得した今どう決断するのか見ものである