第三弾も間に合わせましたー！

①帝京大学ー速さと強さが融合する！ー
オーダー
1区、岩佐壱誠選手(2年)
2区、畔上和弥選手(3年)
3区、濱川駿選手(3年)
4区、竹下凱選手(3年)
5区、平田幸四郎選手(2年)
6区、田村岳士選手(2年)
7区、星岳選手(1年)
8区、田村丈哉選手(2年)
9区、小森稜太選手(2年)
10区、島貫温太選手(2年)
リザーバー
・佐藤諒太選手(4年)
・田中祐次選手(4年)
・横井裕仁選手(3年)
・吉野貴大選手(2年)
・小野寺悠選手(1年)
・鳥飼悠生選手(1年)

・今年はどういうチーム？
　かつては4年生を主体とした「強さ」で上位に食い込んでいたチームであったが今年は違う(2012年頃から方針転換の兆しはあったが…)。4年生のエントリーは16人中僅かに2人。スピードのある下級生が多くエントリーされており、「速さ」が加わった。「速さ」が加わったことで全日本駅伝では過去最高順位となる8位と躍進。箱根駅伝では更に上のランクを狙う
　往路の感想は…。想定通り半分、驚き半分というところである。1区にエントリーされたのは全日本駅伝で1区を走った岩佐選手。前回1区を走った竹下選手が4区にエントリーされた。両者とも全日本駅伝では、予選会の直後だったからか不完全燃焼に終わってしまった。箱根駅伝では快走を見せることができるか見ものである
　復路の感想は…。まさかの全員下級生！数年前では考えられない布陣である。9区には全日本駅伝8区で区間10位ながら59分台で纏めた小森選手がエントリー。10区には全日本駅伝6区で好走した島貫選手がエントリーされた。下級生による9区と10区は楽しみである
・エントリー変更予想は？
　今年の実績から…
・6区に横井選手
・7区に佐藤選手と予想



②大東文化大学ー新・黄金時代へ！ー
オーダー
1区、新井康平選手(3年)
2区、林日高選手(4年)
3区、川澄克弥選手(2年)
4区、前田将太選手(4年)
5区、大久保陸人選手(3年)
6区、奈須智晃選手(3年)
7区、齋藤諒選手(3年)
8区、山本翔馬選手(4年)
9区、谷川貴俊選手(3年)
10区、原法利選手(4年)
リザーバー
・渡辺拓巳選手(4年)
・山崎光選手(3年)
・佐藤弘規選手(2年)
・奈良凌介選手(2年)
・藤岡賢蔵選手(1年)
・三ツ星翔選手(1年)

・今年はどういうチーム？
　箱根駅伝予選会は2位通過と躍進したものの、3週間後の全日本駅伝では1区から後方での戦いを強いられてしまい、箱根駅伝出場チームの中では最下位(14位)に終わってしまう。しかし学連記録会で新井選手、林選手、前田選手が28分台(PB)の走りを見せて勢い付けた。3年ぶりのシード権獲得へ向けて手応えは掴めたか
　往路の感想は…。1～4区までにスピードのある選手を固めて勢いに乗ろうという考えが伺える。先述した28分台を出した3人全員が往路にエントリー(1、2、4区)。3区にエントリーされた川澄選手もスピードという面では申し分ない。そして5区にはかつて大東文化大学の5区を4年連続で任せられた大久保初男さんの息子である陸人選手がエントリー。親子揃っての区間賞獲得となるか見ものである
　復路の感想は…。原選手が間に合ってきたなというのが最初の印象だ。全日本駅伝4区。中盤までは快調に飛ばしていた原選手。しかし終盤に足をつるというアクシデントに見舞われてしまう。足へのダメージが蓄積していたのだろう。箱根駅伝に間に合うか心配されたが、10区に無事エントリーされた。そして伝統の6区には3年生の奈須選手がエントリー。勢い付けられるか注目である
・エントリー変更予想は？
　今回はしないと予想する(奈良選手がどこかに入るかも？)



③中央大学ー伝説の次なる1ページへ！ー
オーダー
1区、舟津彰馬選手(2年)
2区、堀尾謙介選手(3年)
3区、川崎新太郎選手(1年)
4区、江連崇裕選手(4年)
5区、畝拓夢選手(1年)
6区、冨原拓選手(2年)
7区、安永直斗選手(2年)
8区、神崎裕選手(3年)
9区、池田勘汰選手(1年)
10区、竹内大地選手(4年)
リザーバー
・関口康平選手(3年)
・中山顕選手(3年)
・苗村隆広選手(3年)
・岩佐快斗選手(2年)
・大森太楽選手(1年)
・加井虎造選手(1年)

・今年はどういうチーム？
　箱根駅伝予選会では3位と昨年の11位から大幅にジャンプアップした。その原動力となったのはチームトップとなった中山選手の存在が一番大きいだろう。昨年は箱根駅伝予選会に出走できなかった中山選手の快走は大きなプラスとなった。しかし11月に中山選手が左足を負傷。これを受けて藤原正和監督は「2区は堀尾(選手)。中山(選手)は出場するなら復路」と発言。6年ぶりのシード権獲得に向けて(現時点では)リザーバーとなっている中山選手がどうなるかは重要である
　往路の感想は…。中山選手がいないため、堀尾選手が3区から2区にスライドされてのエントリー。前年のリベンジが思わぬ形で実現したかという感想を第一に受けた。そして畝選手が5区にエントリーされるという点は若干驚いている。予選会でも好走しているため平地区間にエントリーされると筆者は予想していたが、5区にエントリーされたということは自信があるのだろう
　復路の感想は…。冨原選手が筆者の予想通り6区にエントリーされた点で苦しい状況ながら安堵を覚えた。1500mでのスピードは目を見張るものがあり、復路のスタートダッシュには最高の選手である。そして9区には1年生の池田選手がエントリー。自信があるのか、それとも8区までに逃げ切りを図るためなのか。どちらにしても池田選手の走りは楽しみである
・エントリー変更予想は？
　今年の実績から…
・3区に苗村選手
・7区に中山選手と予想


④山梨学院大学ー這い上がる最強世代！ー
1区、永戸聖選手(3年)
2区、ドミニクニャイロ選手(3年)
3区、首藤貴樹選手(2年)
4区、川口竜也選手(2年)
5区、上田健太選手(4年)
6区、比夫見将吾選手(4年)
7区、出木場風吹選手(3年)
8区、古賀裕樹選手(4年)
9区、藤田義貴選手(3年)
10区、片山優人選手(3年)
リザーバー
・市谷龍太郎選手(4年)
・河村知樹選手(4年)
・菅井貴之選手(4年)
・井上広之選手(2年)
・中村幸成選手(2年)
・宮地大輝選手(2年)

・今年はどういうチーム？
　箱根駅伝予選会ではニャイロ選手が個人で2位と力走するものの、チームとしては4位に終わってしまう。更に全日本駅伝でもニャイロ選手が8区で追い上げを見せながら9位に終わってしまい、2年連続でのシード権獲得とはいかなかった。しかし学連記録会で永戸選手が全体トップのタイムを出すなど3年生以下の台頭も目立った
　往路の感想は…。1、2区で勝負を懸けてきたとなと感じた。ここ数年1区での出遅れから波に乗りきれない戦いが続いているため、チーム内2番手の永戸選手をエントリーすることは当然の戦略である。5区には昨年区間7位と力走した上田選手が控えており、上位進出を狙っている
　復路の感想は…。フレッシュな顔触れが揃ったように感じた。古賀選手以外は箱根駅伝を走ったことがなく、特に比夫見選手・出木場選手・藤田選手は箱根駅伝を走ることになったら学生三大駅伝デビュー戦となる。ニャイロ選手・永戸選手。そしてエントリーメンバーから外れた久保和馬選手に続く3年生として誰かしら出てくるか見ものである
・エントリー変更予想は？
　今年の実績から…
・3区に市谷選手
・9区に河村選手と予想



⑤拓殖大学ーマジック再現なるか!?ー
オーダー
1区、馬場祐輔選手(3年)
2区、ワークナーデレセ選手(3年)
3区、鈴見侑大選手(3年)
4区、西智也選手(4年)
5区、戸部凌輔選手(3年)
6区、硴野魁星選手(3年)
7区、長田悠太郎選手(3年)
8区、白髪大暉選手(3年)
9区、中井慎吾選手(2年)
10区、苅田広野選手(4年)
リザーバー
・土師悠作選手(4年)
・赤崎暁選手(2年)
・藤井拓実選手(2年)
・石川佳樹選手(1年)
・清水峻汰選手(1年)
・吉原遼太郎選手(1年)

・今年はどういうチーム？
　箱根駅伝予選会直前にデレセ選手が捻挫をしたためデレセ選手は昨年よりタイムを落としたものの、昨年7位通過だった予選会を5位で通過して、デレセ選手以外の選手も強くなったことを証明した。全日本駅伝には出場できなかったものの、長い距離の練習をこなすチームなので箱根駅伝ではダークホースとしてレースを撹乱することが期待されている
　往路の感想は…。主力選手を固めたなという印象を受けた。1区にエントリーされた馬場選手は学連記録会でチームトップの走りを見せており、デレセ選手に上位で襷を繋ぐことが期待されている。予選会でチームトップだった戸部選手は昨年と同じく5区にエントリーされており、区間11位ながら4人に抜かれるという悔しさを晴らすタイミングを得た
　復路の感想は…。予選会を走ったメンバーで固めたなという印象である。Yahoo Newsで「工学部史上初の箱根駅伝ランナーになれるか？」と言われた白髪選手は8区にエントリーされており、現時点では工学部史上初の快挙を成し遂げる。往路のリードをどれだけ保てるか見ものである
・エントリー変更予想は？
　今年の実績から…
・3区に土師選手
・7区に赤崎選手と予想

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