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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

駒大生の登竜門???

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駒大生の登竜門???

・オレンジビーチマラソンとは?
 静岡県伊東市で毎年1月中旬に行われており、1967年から行われている。今回で52回を数えるが、駒澤大学の選手は10年以上前からゲストランナーとして招待されており、今年も後述する3名が招待された。後に学生三大駅伝やニューイヤー駅伝で活躍する選手が走る機会が多く、駒澤大学の選手にとっては登竜門ともいえる大会となっている

・最上位の選手は?
 続いては過去5年間のオレンジビーチマラソンにおける駒澤大学最上位の選手をピックアップしていきたい。ちなみに2016年の3年生以下の最上位の選手は次期主将の物江雄利選手(記録は30:55)である





2013年:猪浦舜選手(当時2年。30:11)

2014年:猪浦舜選手(当時3年。30:31)

2015年:小山裕太選手(当時3年。30:20)

2016年:小山裕太選手(当時4年。30:25)

2017年:山下一貴選手(当時1年。30:45)



 まずは2013~2014年に最上位であった猪浦選手。大学時代は学生三大駅伝に出場できなかったものの、4年時の東京マラソン出走や上尾シティハーフマラソンでは1時間2分32秒というタイムを叩き出し、存在感を示した。そして実業団に入った後、猪浦選手はブレイクする。1年目から東日本実業団駅伝にエントリーされると、直後の八王子ロングディスタンスで10000mの自己ベストを更新。ニューイヤー駅伝でもエース級の選手が集う3区で好走を見せる。2年目の東日本実業団駅伝、ニューイヤー駅伝ともに最長区間にエントリー。特に東日本実業団駅伝では区間賞を獲得し、過去最高順位に貢献した。そして八王子ロングディスタンスで自己ベストをまたも更新。その記録は所属する八千代工業の日本人選手では歴代最高タイムとなる。更にニューイヤー駅伝後に行われた実業団ハーフマラソンでは1:02:01というタイムを叩き出し、こちらも八千代工業の日本人選手では歴代最高タイムとなった。今では八千代工業に欠かせない選手となっており、今後の活躍にも期待したいものである
 続いては2015~2016年に最上位であった小山選手。大学時代は学生三大駅伝に出場できなかったものの、実業団でブレイクする。1年目の中部実業団駅伝では所属するトーエネックに外国人選手がいないため、外国人選手が集う2区に抜擢されると遅れを最小限に留める走りを見せる。その走りが評価されて、ニューイヤー駅伝ではエース級の選手が集う3区にエントリーされた。そして2年目の中部実業団駅伝では6区にエントリーされ、区間3位と躍進。ニューイヤー駅伝でもアンカー区間となる7区にエントリーされた。トーエネックには服部弾馬選手・中川智春選手という箱根駅伝でも活躍したスピードランナーが揃っているが、彼らに引けをとらず今後も活躍してほしいものである
 最後は2017年に最上位であった山下選手。1年目からロードレースには出場していたものの、オレンジビーチマラソン以降に躍進する。2月の神奈川ハーフマラソンでは自己ベストを30秒ほど更新。そして10月の日体大記録会5000mでは雨の中、靴が脱げながらも自己ベストを大幅に更新。その走りが評価されて全日本駅伝では最長区間となる8区にエントリーされ、区間7位と粘りの走りを見せる。その後の箱根駅伝ではエース級の選手が集う2区にエントリー。この1年で一気に成長し、ロードでの強さを重視するようになった今の駒澤大学には欠かせない選手となった。来年度は箱根駅伝予選会、全日本駅伝、箱根駅伝(予定)とロードでの連戦があるものの、上級生として快走を見せてくれることを期待したいものである

・明日の参加者は?
 明日行われる第52回オレンジビーチマラソンには今年の箱根駅伝で8区を走った白頭徹也選手(3年)、高校時代に高校駅伝愛知県予選1区10kmで29分台を叩き出した原嶋溪選手(2年)、今シーズン5000mの自己ベストを大幅に更新した神戸駿介選手(1年)の3名が招待された。誰が優勝するのか。そして誰が未来の主力選手(実業団含む)となるのか楽しみである

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