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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

駒澤大学の主将が物江選手に決定!

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駒澤大学の主将が物江選手に決定!

   1月4日。駒澤大学の主将と駅伝主将が決定した。そのため今回は特別企画?として、その両選手を掘り下げていきたいと思う

・新主将:物江雄利選手ー会津の叩き上げランナー!ー
 大学での主な実績
・2015、世田谷記録会5000m17組5位
・2015、世田谷ハーフマラソン26位
・2016、学生個人選手権1500m4位
・2016、オールスターナイト1500m5位
・2016、鶴ヶ城ハーフマラソン1位
・2017、箱根駅伝6区18位
・2017、都道府県対抗駅伝3区37位
・2017、日本学生ハーフマラソン52位
・2017、世田谷記録会5000m16組8位(PB!)
・2017、日体大記録会1500m18組3位(PB!)
・2017、関東インカレ1500m5位
・2017、関東インカレ5000m17位
・2017、学生個人選手権1500m7位
・2017、全日本大学駅伝3区6位
・2017、上尾シティハーフマラソン29位(PB!)

 学年リーダーであった下史典選手が就任すると予想していた筆者はこの人選には驚いた。高校時代は中距離を中心に取り組んでおり、1500mでインターハイに出場している
 入学時の5000mのPBは全部員の中で最も遅いタイム。しかし1年時の10月の世田谷記録会5000mで14分台前半のタイムを出してブレイクすると、11月の世田谷ハーフマラソンで自身初のハーフマラソンに挑戦。66分台半ばとタイムこそ奮わなかったものの、大学での走りに対応して1年目を終えた
 ブレイクするのは2年時の学生個人選手権である。実力者が揃う中で堂々の4位。その実績からオールスターナイト(実業団選手と大学生が対決する大会)に出場し、堂々の5位入賞。更に地元福島県で行われた鶴ヶ城ハーフマラソンでは見事優勝。先述した世田谷ハーフマラソンでの記録を更新するなど順風満帆に1年を終えた……………かにみえた。しかし箱根駅伝で悲劇が起きる。体調不良からの復帰途上で臨んだ箱根駅伝。6区を任せられるものの、スタートからペースが上がらない。後発の選手に追い抜かれ5位で貰った襷を9位で繋いでしまうという不本意な結果に終わってしまう
 復調のきっかけとなったのは2017年(3年時)の4月である。世田谷記録会5000mでは自身初の13分台、続く日体大記録会1500mでも自己ベストを更新してトラックシーズンを順風満帆でスタートした。しかし夏以降故障をしてしまい、戦列復帰は10月になってしまう。復帰2戦目となった全日本駅伝では3区を任せられ、区間6位と健闘。続く上尾シティハーフマラソンでは自己ベストを更新する走りを見せて、箱根駅伝のエントリーには選ばれなかったものの復活をアピールした
 来年度駒澤大学は苦境に立たされる。箱根駅伝でシード権を獲得できなかったため、9年ぶりの箱根駅伝予選会への参加。つまり例年とは違う戦いを強いられる。平成の常勝軍団と謳われた強さを取り戻すべく、まずは9年前の箱根駅伝予選会のタイムの更新、そして本戦でのシード権確保。更には全日本駅伝での4年ぶりの王座奪還へ向けてひた走ることが重要となる。物江選手には持ち前のスピード、そして大学で培ったスタミナを武器に引っ張ってほしいものである




・新駅伝主将:堀合大輔選手ー南部のロード番長!ー
 大学での主な実績
・2015、上尾シティハーフマラソン45位
・2016、唐津10マイル25位
・2016、関東インカレハーフマラソン17位
・2016、上尾シティハーフマラソン56位
・2017、箱根駅伝10区6位
・2017、都道府県対抗駅伝7区36位
・2017、玉名ハーフマラソン5位(PB!)
・2017、日体大記録会5000m36組7位(PB!)
・2017、出雲駅伝4区5位
・2017、全日本駅伝6区1位
・2017、上尾シティハーフマラソン22位
・2018、箱根駅伝9区2位

 物江選手とは対照的にロードで実績を発揮しており、特に今年の学生三大駅伝では全て区間5位以内と安定した成績を残している。駅伝主将という役職は堀合選手が適任であることは頷ける
 高校時代からロードでの強さに定評があり、1年目の上尾シティハーフマラソンで45位に食い込んだ。この結果は当時の駒澤大学の1年生では3番手の成績であり、ロードでの実力を開花させた
 2年目の関東インカレではハーフマラソンのメンバーに選抜される。そして自身2度目の上尾シティハーフマラソンでは自身初の1時間4分切りを達成し、その実績から箱根駅伝では10区にエントリーされて区間6位と健闘する(区間賞の選手と約1分差)。更に箱根駅伝終了後の玉名ハーフマラソンでは自己ベストをまたも更新してロードでの安定感を見せた
 3年目はスピードも高め、9月の日体大記録会では5000mの自己ベストを更新。その実績から出雲駅伝では4区にエントリー。それほど得意ではないスピード勝負ながら区間5位と健闘し、続く全日本駅伝では6区区間賞を獲得し駒澤大学のシード権獲得に貢献した。更に3度目の上尾シティハーフマラソンでは22位と躍進し、箱根駅伝のメンバーの座を確実にした。箱根駅伝では9区を走り、箱根駅伝でのシード権(10位以内)が絶望的な位置にいながら区間2位という走りで順位を1つ上げた。今回の駒澤大学の選手中でMVPを挙げるとしたら堀合選手を挙げたい
 来年度の全日本駅伝・箱根駅伝予選会では堀合選手が引っ張る立場となる。強い同級生、強くなった下級生と共に強さを取り戻してもらいたい

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