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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

再興の古豪!

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再興の古豪!

箱根駅伝への再出場を狙う大学は多くある(再出場を狙う理由として、箱根駅伝出場による受験者の増加や企業からの支援等が挙げられるがここではカット)。その中でも戦前から出場している4校に限定して復活への現状を記事にしていきたい

明治大学
 昨年の箱根駅伝予選会。4年生の不出場、坂口裕之選手(3年)の欠場、三輪軌道選手(2年)の途中棄権などのアクシデントが重なったことで13位という成績に終わり、10年ぶりに箱根駅伝の出場が途絶えてしまった
 そのような中で今年から西弘美前監督がゼネラルマネージャー(総括的係)となり、西前監督の教え子である山本佑樹さんが監督に就任した。陸上部全体としては初陣となる5月の関東インカレ、長距離ブロック全体としては初陣となる全日本駅伝予選会で山本新監督の手腕が試される
 2年前の箱根駅伝で14位という成績に終わってから浮上のきっかけを掴めずにいる。しかしここ数年のスカウトは目を見張るものがある。あとは彼らが長い距離に対応できるかが鍵だ。負のスパイラルから抜け出すためにも、スピードを生かしながらスタミナ面の強化を目指してほしい。箱根駅伝の借りは箱根駅伝でしか返せない
専修大学
 かつて箱根駅伝の優勝も経験しているものの、ここ4年間は箱根駅伝の出場も叶わずにいる。そのような状況の中、箱根駅伝で(現状)最後にシード権を獲得した第83回大会で1区を走り区間4位の力走を見せた長谷川淳さんが伊藤国光前監督に替わり、一昨年末から監督に就任。5年ぶりの箱根駅伝出場を目指す
 長谷川「監督」にとって箱根駅伝予選会となった昨年。順位は一昨年と同じく14位だったものの、10位の大学との差は一昨年の8分43秒から3分06秒まで詰めるという躍進を遂げた。来年度の出場も見えてきているのではないだろうか
 トラックでのスピードでは予選会出場校の中でも上位に位置している。しかし大舞台では力を発揮できずにいる。来年度は大舞台での強さ、そしてスタミナの強化を目指してほしい
筑波大学
 箱根駅伝初代王者として名高いものの(当時は東京高等師範学校)、24年連続で箱根駅伝予選会を突破できずにいる。そのような状況の中、2011年度から「箱根駅伝復活プロジェクト」という名のプロジェクトを立ち上げ、2014年からは同校のOBであり、在学中は箱根駅伝を4回走った弘山勉さんが監督に就任するなど箱根駅伝返り咲きに向けた体制を整えている
 同校のプロジェクトは画期的なものであり、今年度はクラウドファンディング(金銭を支援してもらう代わりに支援してくれた人に相応の対価を渡すというビジネス)を行い、長距離ブロックの強化に努めている
 その成果からか近年は全国高校駅伝で好走した選手、5000mで15分を切った選手を中心に有力選手が多数入学している。そして今年度は全日本駅伝予選会に出場。箱根駅伝では関東学生連合チームながら相馬崇史選手(1年)が直前のアクシデントで欠場となったものの、5区候補として指名された。少しずつ着実に復活への道を歩み続けているため期待したい
慶応義塾大学
 第1回箱根駅伝から出場を続けているものの、24年連続で箱根駅伝予選会を突破できずにいる。そのような状況の中、今年度から他校に追随する形で「箱根駅伝復活プロジェクト」という名のプロジェクトを立ち上げた
 具体的な内容としては箱根駅伝を4度走った保科光作さんの長距離コーチ就任、キャンパス内にランニングデザイン・ラボ(ホームページによると「多面的に駅伝を研究する目的の施設」とのこと)の設立、メディカルトレーナーの充実化、隣接する慶應義塾高校との合同練習からの一貫教育等を掲げている。選手のスカウト等の本格的な動きはこれからであるが(今年度のスカウトは良いとのこと)、高校との一貫教育は他校には無い(他校では大学と附属校が離れているため、合同練習の機会が限られる)革新的なものである。更に慶應義塾高校の選手が強くなり、大学に入学すれば必然的に大学も強くなる。地の利を活かしたマネジメント戦略はどうなるか期待したい

 明日の予告。「革命のスピード集団」という題でお送りしまーす


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