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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

MGCへの最後の戦い!

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MGCへの最後の戦い!

・びわ湖毎日マラソンとは?
 1946年から毎年3月第1日曜に行われ、滋賀県大津市にある皇子山陸上競技場から同市にある新瀬田競技場まで走って折り返し、皇子山陸上競技場へ戻るコースとなっている
 この大会はMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズの1大会となっており、日本人上位3名(2:11:00以内)の選手と日本人上位6名(2:10:00以内)はMGC出場権を獲得できる。先日行われた東京マラソンでは6名が出場権を獲得しており、CMF(MGCファイナリスト候補。筆者の作った造語)の選手も数人現れた。今回も複数人の出場権獲得を目指してほしい



・外国人選手の高い壁!
 MGC出場権獲得に燃えている中で今年も実力者が出揃った。まずは招待選手の中で筆者が注目している外国人選手3名を紹介したい

①エゼキエルキプトーチェビー選手
 昨年のびわ湖毎日マラソンでは世界トップクラスの走力を誇るビンセントキプルト選手との競り合いを制して優勝し、日本でも名を馳せたチェビー選手。トラックよりロードでの実績が高く、ハーフマラソンのPBは2012年に行われたリリーハーフマラソンで出した59:05と世界歴代21位タイのタイムである
 フルマラソンでも一昨年に行われたアムステルダムマラソンで2:06:07というタイムを出しており、将来的にフルマラソンケニア代表候補に名乗りを挙げるだろう

②アベラクマ選手
 フルマラソンのPBは今回出場する選手のうち最速のタイムであり、唯一の2時間5分台(2014年に行われたベルリンマラソンでの2:05:56)のタイムを出している選手である。チェビー選手とは対照的にユース時代からトラックでの実績が高く、特にクロスカントリーを得意としている。世界陸上5000mにも出場しており、スピードはチェビー選手以上のものがある。びわ湖毎日マラソンは過酷なコースではあるが、終盤を乗り切れば初優勝も見えてくる

③ダニエルメウッチ選手
 2009年に行われた世界陸上ベルリン大会5000mに出場してから、2011年に行われた世界陸上大邱大会では5000m、10000m。2012年に行われたロンドンオリンピックでも5000m、10000m。2013年に行われた世界陸上モスクワ大会では10000mに出場しており、欧州屈指のスピードランナーとして名を馳せている
 フルマラソンは2014年に行われた欧州選手権チューリヒ大会がデビューだが、その大会で見事優勝。翌年行われた世界陸上北京大会では8位入賞。昨年行われた世界陸上ロンドン大会でも6位入賞を果たすなどフルマラソンでも着実に成長を続けている。日本でのレースは今回が初だが、優勝を目指してほしい



・国内の実力者は?
 もちろん国内でも優勝を狙いつつ、MGC出場権を懸けた争いがある。その中で昨年同大会で日本人トップとなった佐々木悟選手(旭化成)の欠場が発表された。次のMGC出場者は誰になるか。筆者が予想する4名を紹介したい

①野口拓也選手(コニカミノルタ)
 昨年7月にオーストラリアで行われたゴールドコーストマラソンで2:08:59というタイムを出して優勝を果たした野口選手。実は3年前のびわ湖毎日マラソンがフルマラソンデビューであり、雨の中で5位入賞(日本人選手では前田和浩選手に次ぐ2位)という好走を見せている。しかし一昨年は53位に終わっており、今回はリベンジできるか期待したいところである

②深津卓也選手(旭化成)
 昨年12月に行われた福岡国際マラソン以来のフルマラソンとなり、今回は2:09:56以内で走ればMGC出場権を獲得できる。2年前に行われたびわ湖毎日マラソンでは自己ベストとなる2:09:31(5位入賞。日本人選手では北島寿典選手、石川末廣選手に次ぐ3位)というタイムを出しており、このコースとは相性が良い。2年ぶりのびわ湖で今度こそ頂点に立つことを期待したい

③今井正人選手(トヨタ自動車九州)
 2015年に行われた東京マラソンで2:07:39という国内歴代7位(当時)のタイムを出しており、一躍日本のエースに名乗り出た。しかし日本代表として選出された世界陸上北京大会は足の痛みにより欠場。その後走ったマラソンでは本来の実力を発揮できない走りが続いている。かつて日本マラソン界に一筋の光を差した爆走を琵琶湖で見せてくれることを期待したい

④村山謙太選手(旭化成)
 ハーフマラソン学生記録保持者であり、ニューイヤー駅伝でも2年連続で区間賞を獲得した村山選手。しかし初のフルマラソンとなった一昨年の東京マラソンは25km過ぎから急激にペースダウンしてしまい、ほろ苦いものとなった
 今期は2月に行われた丸亀ハーフマラソンで1:01:40という好タイムを出しており、2年ぶりのフルマラソンに向けての準備を整えている。2年前のリベンジ、そして大幅な記録更新に向けて村山選手の挑戦が再始動する

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