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駅伝オタクの自己満足

駅伝オタクの管理人によって2017年末に設立。自己満足で更新しつつ陸上ファンが増えることを願う日々。毎日更新予定

都道府県対抗駅伝皇后杯は兵庫県代表が優勝!

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都道府県対抗駅伝皇后杯は兵庫県代表が優勝!

・14年ぶりの栄冠
 戦前は神奈川県、千葉県、京都府、愛知県辺りと共に優勝候補の一角として名を連ねた。その中でも全員が安定した走りを見せ、更にモチベーションを落とさなかった点が勝因だろう。まさしく「負けない」戦い方を展開できた



・レース展開は…
 まず1区を走った田中希美選手がスタートから飛び出しハイペースで展開する。中盤に追い付かれ区間賞こそ逃したものの(区間5位。先頭と5秒差)、上位で襷を繋ぐ
 田中選手が作ったハイペースに乗って、神奈川県代表の森田香織選手、千葉県代表の加世田梨花選手、京都府代表の筒井咲帆選手は上位で襷を繋ぐ。一方愛知県代表の伊澤菜々花選手はハイペースに惑わされたのか、32位と大きく出遅れてしまう。かくして1区の段階でライバルの1チームを蹴落としたのである

 兵庫県代表は2区と3区でも粘りを見せる。2区を走った大西ひかり選手はスピードランナーが集う中で区間17位と粘りきり、中学生区間となる3区を走った宮島恵那選手も全国トップレベルの中学生が集う中で区間8位と粘り、6位(先頭と21秒差)と好位置につける。一方京都府代表は2区に起用する予定だった選手が走ることができず3区終了時点で11位(先頭と36秒差)。神奈川県代表は3区で遅れてしまい3区終了時点で12位(先頭と37秒差)。千葉県代表も3区で遅れてしまい3区終了時点で13位(先頭と38秒差)と兵庫県代表に先行を許してしまう形となった

 中盤を盛り上げたのは長崎県代表だろう。昨年4区を走り区間賞を獲得した廣中璃梨花選手は今年も走り区間新記録の走りを見せて一気にトップに立つと、5区を走った森智香子選手も区間賞の走りを見せて独走態勢を築く。最終的に12年ぶりの表彰台となる3位に食い込んだのはこの2人の好走があってのことだろう
 長崎県代表が独走する中で上位に進出してきたのは兵庫県代表である。4区を走った林田みさき選手、5区を走った太田麻衣選手の快走により2位に浮上。先頭を走る長崎県代表を追撃する準備は完了した

 兵庫県代表が圧巻だったのは6~8区である。6区を走った後藤夢選手が区間賞の走りを見せて一気に先頭に追い付くと、7区を走った樽本知夏選手も区間賞の走りを見せて先頭を奪取、更に中学生区間となる8区を走った石松愛朱加選手も区間賞の走りを見せて独走態勢を築く。9区を走った福田有衣選手は余裕の走りを見せ、後方の選手の追撃を振り切り14年ぶりの優勝を果たした



・モチベーションも…
 都道府県対抗駅伝について筆者は数年前からモチベーションの部分を懸念していた。特に全国高校駅伝、富士山女子駅伝直後の高校生や大学生からしたら2~3週間間隔で試合をすることとなる。この間モチベーションを保つことのできる選手がどれだけいるか。筆者の目からはモチベーションを保つことのできた選手とできなかった選手が何となくだが分かった。モチベーションを保つことのできなかった選手が悪いわけではない。ただ来年度に向けて切り替えられるか心配である

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